ウイングトラベル
★JAL、A350-1000の来年度受領計画は3機
斎藤副社長、パリや米国西海岸線へ展開計画
日本航空(JAL)の斎藤祐二副社長は11月1日の決算会見で、フラッグシップとして今年度8機を欧米路線へ投入するA350-1000について、今のところ来年度には3機を受領する計画であることを明かした。追加する路線について、欧州ではパリ線を想定しているとしたほか、東海岸を中心に展開する米国路線でも「西海岸にも展開をしていきたい」考えを示した。
斎藤副社長は、A350-1000が旅客から高い評判を得ているとして、さらに運航便数を増やしたい考えを見せた。10月24日には初の欧州線となるロンドン線へ就航したところ。今年度内はこれまで受領した8号機までを活用して就航路線のデイリー化を進めていくとした。来年度の計画については、正式に発表するのが2025年1月ごろだとしつつ、高需要が見込める欧州パリ線や、米国西海岸の都市を結ぶ路線に意欲を示した。
※写真=JALのA350-1000