WING
日米韓が3カ国共同訓練、共同の対処力強化
統合幕僚監部は11月3日に、航空自衛隊と米空軍および韓国空軍の3ヵ国で日米韓共同訓練を行ったと発表した。同訓練には戦闘機・爆撃機が参加して、九州北西の空域で各種戦術訓練を実施した。
訓練については、地域の安全保障上の課題に対応する3ヵ国協力を力強く推進するため、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く日米韓のコミットメントを示すものだとしており、10月末にICBM級の弾道ミサイルを発射した北朝鮮に向けて行ったものと見られる。北朝鮮はその後5日にも複数の弾道ミサイルを発射した。
当日の訓練に参加した航空自衛隊は、築城基地第8航空団のF-2戦闘機4機だった。米空軍からはB-1爆撃機1機と、F-16戦闘機3機が参加し、韓国空軍からはF-15戦闘機4機が参加した。
※写真=日米韓の航空機が集結して各種戦術訓練などを行った(提供:統合幕僚監部)