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防衛省、UNTPPの一環でカンボジアへ陸自20人派遣
防衛省は、国連三角パートナーシップ・プログラム(United Nations Triangular Partnership Programme:UNTPP)の一環として11月18日から約1ヵ月間、カンボジアへ陸上自衛官20名を派遣して、カンボジアおよび周辺国の工兵要員を対象に重機の操作訓練を行うことを発表した。
この訓練は、近年PKOミッションが直面しているIED(即席爆発装置)の脅威に対応するため、UNTPPでは初の多国間連携として、日本がこれまで実施してきた重機操作訓練に加え、韓国および豪州によるIED対処訓練および負傷者の野外救護訓練を共同で行うもの。
総合的に行うことで、国連PKOに参加する工兵部隊がより実践的に活動できるようにする。派遣要員は山下秀寿2等陸佐以下20名となっている。