【潮流】安全対策徹底し、ツアー催行を
日本人の海外旅行の回復が遅れている中で、10月には2度にわたり、海外で日本人旅行者がツアー中にバス事故に遭遇し、ともに1名が亡くなった。事故の理由は現在調査中だが、最近は海外ツアー中の事故は起きていなかっただけに、何とも残念で、原因究明とともに、事故に遭われた方々とご家族ののケアに万全の体制で臨んでいただきたい。
トルコでは、クラブツーリズムのヨーロッパ旅行センターが企画した成田空港発着の「2都市×2連泊 トルコ満喫8日間」のツアーで事故が発生した。イズミール、パムッカレ、カッパドキア、イスタンブールを訪問するツアーは、3日目の10月17日午前にパムッカレからカッパドキアに向かう途中でツアーバスが走行中に道路から右に外れ、道路脇の畑に横転した。
ツアーには50〜80歳代の男女20人が参加。添乗員、現地ガイド、ドライバーの計23人がバスに乗車し、7人が病院に搬送され、2人が入院し、うち1名が25日に死亡した。