WING
IMAGICA・キヤノン、高高度気球で8K3D360度撮影
高度2万5千mから撮影、宇宙旅行を疑似体験ツール制作
IMAGICAグループは、キヤノンと共同で、高高度気球(スペースバルーン)をモンゴルの地上から高度約2万5000メートル上空まで打ち上げ、8K 3D 360度VR映像を撮影する実証実験を実施した。この実証で撮影した映像データをもとに、IMAGICAは宇宙旅行を疑似体験できる「SPACE JOURNEY TO THE EARTH」を制作した。
この実証実験のために特別設計した撮影専用リグの上に、キヤノン製カメラとレンズ機材をスペースバルーンに取り付け、高度約2万5000メートルの成層圏まで飛行。撮影は約2時間にわたり、パラシュートで地上に戻るまでの間、連続して行った。気圧や温度変化(約-50℃)、風の影響によるカメラの回転などといった課題を事前検証によりクリアし、3Dかつ高解像度の長時間記録に成功した。