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ブラジル政府、エンブラ・ボーイングJV設立を承認
ブラジル政府が、エンブラエルとボーイングの2社による合弁会社設立など、戦略的パートナーシップ関係の構築を承認した。これによりボーイングは、今後設立する民間航空機分野の合弁会社の株式80%を取得し、エンブラエルが20%取得する。さらにエンブラエルが開発したKC-390についても、別のジョイント・ベンチャーを設立することで合意。このジョイント・ベンチャーは、エンブラエルが51%の株式を保有し、残りの49%をボーイングが保有する。
今後はエンブラエルの取締役会が事前承認を行うと、両社は最終的な取引文書を作成する。こうした一連の流れが計画通りに受領されたと仮定した場合、この取引は2019年末までに完了する予定だ。
※写真=ブラジル政府の承認でいよいよ合弁会社設立に向けて動き出す。写真は18年7月のファンボロ-航空ショーで