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スピリット航空、チャプター11申請も運航継続
25年Q1にチャプター11脱却、再編支援契約も締結
米国のウルトラ・ローコストキャリア(ULCC)であるスピリット航空は11月18日(米フロリダ州ダニアビーチ現地時間)、連邦破産法11条(チャプター11)の手続きを開始したことを発表した。
ただ、同航空は「事前調整型」のチャプター11であることを強調したほか、チャプター11期間中も運航・予約・発券業務など、通常通り継続することを強調した。2025年第1四半期中にもチャプター11から脱することを目指す方針だ。なお、チャプター11の申請により、スピリット航空はニューヨーク証券取引所から上場廃止となる。
スピリット航空は新型コロナパンデミックの影響を受けたほか、準備を進めていたフロンティア航空との合併が、規制当局によって認可されず手詰まりに。チャプター11の申請に踏み切った。
※写真=ULCCのスピリット航空がチャプター11を申請。運航は通常通り継続する(提供:スピリット航空)
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