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GEエアロ、飛行機雲メカニズム解析でNASAと飛行試験
LiDARで航跡追跡、3次元画像生成し飛行機雲挙動把握
地球温暖化の一因として昨今研究が進んでいる飛行機雲。GEエアロスペースが、米航空宇宙局(NASA)と協力して、飛行機雲に対する理解を深めるべく、飛行試験を実施する。
飛行機雲は氷の粒子でできた雲で、航空機が冷たく湿った空気の中を飛行する時に発生する。飛行機雲は、例え目で見えなくなった後でも長時間留まるとされ、これまでの研究結果では長い時には5時間以上経過しても霧散しないケースもあるようだ。
長時間霧散せずに滞空すると、飛行機雲は幅10キロメートルに達することもあるとのことで、人が空を眺める時に地平線の端から端まで約10キロメートルの範囲を捉えることができるとされていることから、実は飛行機雲に一面覆われているということもあり得るという。
※写真=GEエアロスペースのフライングテストベッドで飛行機雲に関する実験(提供:GEエアロスペース)
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