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2024.11.21

ウイングトラベル

★観光を取り巻く世界共通の課題をG7で共有

 秡川観光庁長官「持続可能性、AI、人材政策に一層注力」

 

 

 観光庁の秡川直也長官は11月20日に開催した定例会見で、先日初めてイタリアで開催されたG7観光大臣会合の成果について「持続可能性や人材育成、デジタル技術の活用について、観光を取り巻く課題は世界共通のものとなっていることを再認識した」と述べた上で、ユニバーサルツーリズムをより一層推進していくことを始め、観光産業の強化に向けて中小企業の支援や観光人材の定着率向上、さらにAI(人工知能)などデジタル技術による業務効率化への取り組みに一段と力を入れていく考えを示した。また、国内の観光地を取り巻く環境について「現在は変革の過程にある」と述べ、地域の魅力向上につながる支援を継続して取り組んでいく姿勢を改めて強調した。

 

 ユニバーサルツーリズム推進など旅行環境整備
 中小企業支援やAI活用の重要性を再認識