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水際障害処理装置の試作契約、IHIエアロが受注
33億6744万円で、地雷原処理装置を水陸両用車に搭載
防衛装備庁は先ごろ、「水際障害処理装置(地雷原処理装置)」1式について、IHIエアロスペースと33億6744万円で契約した。これは島嶼奪還作戦などで上陸の際に敵側が海岸近くに敷設した水際機雷を爆破処理する装置を開発するもので、既存の地雷原処理装置を水陸両用車に搭載するもの。海上から発射するため、水陸両用車の波浪による動揺など環境条件が陸上と異なるところに開発要素がある。海外には同様な装置は見られず、国内開発する。開発計画は2018年度から2023年度まで試作、2024年まで試験を行う予定。
※画像=水際障害処理要領のイメージ(提供:防衛装備庁)