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カンタス航空、A321 XLR初号機組立が着々と進行
来年4月に初号機受領、まずは豪州国内線投入
カンタス航空のA321XLRの組立作業が、ドイツハンブルクにあるエアバスの最終組立工場で着々と進んでいる。カンタス航空が明らかにした。
カンタス航空はA321XLRを来年4月に受領する計画。11月初旬にイベリア航空がA321XLRの世界初のオペレーターとなったが、カンタス航空が同機を受領すれば、アジア太平洋地域初のA321XLRオペレーターとなる見通しだ。
カンタス航空としてはA321XLRの導入を進める一方、経年化した737型機の入れ替えを進めていくことにしており、現在組立中の機体はカンタスグループがエアバスに発注済みの28機(他にオプション分あり)のA321 XLRの初号機となる。
まずは豪州国内線に投入する計画で、新シート、高速無料Wi-Fi、737型機に比べて60%多くの荷物を搭載できるオーバーヘッドビンなど、旅客の快適性向上に寄与する。