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エールフランスKLM、サウディアと戦略的覚書
旅客輸送とMRO協力で蜜月関係構築
エールフランス-KLMグループとサウジアラビアのサウディアが去る12月3日(現地時間)、旅客輸送と航空機整備の分野で協力するべく、戦略的覚書 (MoU) に署名した。
この署名はエマニュエル・マクロン大統領の立ち会いの下、リヤド (サウジアラビア王国) で開催されたサウジ・フランス投資フォーラムで交わされたもの。
エールフランス-KLM とサウディアは航空アライアンスの「スカイチーム」で結びつきを有しており、今回の戦略的覚書の締結で、両航空間の連携をより緊密なものとしたかたちだ。
このパートナーシップに基づき両航空はフランス、オランダ、そしてサウジアラビアのそれぞれの本拠地市場間のネットワーク接続性を向上することを目指す。既存のコードシェアとインターライン契約を拡大し、それぞれのハブ間およびハブ外のオプションを旅客に提供する方針だ。とくに主要空港でターミナルの共同配置を通じて、運用を最適化し、旅客の乗り継ぎ利便性向上など、空の移動体験価値を向上することに取り組む構え。
※この記事の概要
・AFIKLM E&MがサウディアのGE90のMRO
GEnxのMROで合弁会社設立検討 など