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ハートエアロ、来年初頭に米NY州で全電動機の実証飛行
地域航空を変革する「ES-30」、実証機で開発前進
スウェーデンのハイブリッド電気航空機メーカーであるハートエアロスペースが、2025 年の早い段階で、米国ニューヨーク州北部にあるプラッツバーグ空港で、実証機「Heart X1」の全電動飛行実証に踏み切る計画だ。同社は2025年初頭にも「Heart X1」をプラッツバーグ空港に搬入することを明らかにした。
ハートエアロスペースはこの実証を通じて、同社が開発を進めている30席級のハイブリッド電動機「ES-30」の開発にとって、重要な節目を迎えることになるとの見解を示した。
「ES-30」は全電動飛行モードでの航続距離が200キロメートル、ハイブリッドモードでの航続距離は400キロメートルを有し、短距離線の飛行のあり方を大きく変えることが期待されるとみられる次世代機だ。
その「ES-30」の開発にとって大きなマイルストーンとなる実証機の初飛行を行うプラッツバーグ空港は、シャンプレーンバレーに位置することから、実証飛行の場所として白羽の矢が立った。
※写真=全電動機の実証機が2025年にニューヨーク州プラッツバーグ空港で飛行実証へ(提供:ハートエアロスペース)
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