日米EDD、日本の防衛力強化による拡大抑止強調

　調整の強化と議論の深化、着実に進展

　日本政府は12月10日から12日まで、米政府を招いて日米拡大抑止協議（EDD）を行った。日米では日本が抜本的に強化する防衛力によって強化することになる米国の拡大抑止を改めて表明した。これは日米両首脳が示したコミットメント。さらに今回は、今年7月28日に開いた日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2および拡大抑止閣僚会合に続いて行った協議でもあり、日米の両閣僚は、これまでのEDDの活動や、同盟調整メカニズム（ACM）の活用を含め、拡大抑止関連の調整の強化と、議論の深化が着実に進展していることを強調した。

※写真1＝日米EDDの様子（提供：防衛省）