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NCA、アトラスエアと戦略的提携拡大
400F追加で3機リースアウト、コードシェアで輸送量拡大
日本貨物航空(NCA)米国のアトラスエアと戦略的提供を拡大する。NCAが保有する747-400フレイター3機をリースアウトする契約を結ぶと共に、日米間の共同運航などを通じて輸送量を拡大する航空貨物運送サービス契約を締結した。
NCAは昨年7月20日に国土交通大臣から受けた行政処分に対する改善措置の一環として、747-8フレイターのみの運航体制を確立し、自社運航から外した747-400フレイターの有効活用策を検討していた。
NCAによると、契約した747-400フレイター3機のリースアウトは、今年4月・7月・9月に順次開始する。ちなみにアトラスとの間では既に2機の747-400フレイターが同様のリースアウト契約関係にあるとのことで、この契約を2019年度に契約期間等を更新することで合意したという。これにより、アトラスとの提携で使用する747-400フレイターは合計5機となる。
※写真=NCAは747-400フレイターをさらに追加でリースアウト。アトラスエアとの間で計5機のリースアウト契約を締結したことになる