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ispace、内閣府から宇宙資源法基づく探査・開発許可
初の宇宙資源商業取引、NASAにレゴリス譲渡
ispaceは12月17日、来年1月に打ち上げを予定しているミッション2に関して、内閣府から宇宙資源法に基づく宇宙資源の探査及び開発の許可を取得したことを発表した。
ispaceは「ミッション1」において、2022年11月に国内の第一号案件として内閣府より同様の許可を取得しており、今回は2度目の許可取得となった。
宇宙資源の探査及び開発に関する事業活動の促進に関する法律(宇宙資源法)に基づく「宇宙資源の探査及び開発許可」は、早ければ来年1月にもフロリダ州ケープカナベラルからスペースXのファルコン9でロケットに打ち上げ予定に先駆け、12月17日から有効となった。
この許可を取得したことで同社は、米航空宇宙局(NASA)と契約した月資源の商取引が行われると説明。NASAに譲渡する月のレゴリスは、ミッション2においてispaceのランダー(月着陸船)が月面に着陸後に行われる予定にあるとした。