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★秡川観光庁長官、30年訪日6000万人「実現可能」
地方誘客に加え、気候変動問題など新課題にも対応
観光庁の秡川直也長官は11月18日の定例会見で、今年の訪日外国人訪問者数が11月時点で過去最高の3337万人となり、通年で3500万人台が視野に入ってきたと述べた。その上で政府目標として掲げる2030年の6000万人について「かなり高い目標ではあるが、達成可能であると思っている」という考えを示した。秡川長官は6000万人実現に向けて、足元で課題となっている地方誘客や人手不足問題への対応に加え、世界規模で注目が高まっている観光分野における気候変動問題への対応など、持続可能な観光実現に向けた新たな課題についても「議論を重ねながら政策に反映させていきたい」と語った。
訪日外客数記録更新、数年来の政策効果が結実
訪日プロモ、マーケ戦略に基づき引き続き強化へ