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大同特殊鋼、知多第2の真空アーク溶解炉が稼働
2基目も3月までに稼働、航空エンジン等需要増に対応
大同特殊鋼は12月23日、同社が知多第2工場(愛知県知多市)で進めている特殊溶解設備の真空アーク再溶解炉(VAR)増設工事について、1基目の設置作業が完了したことを発表した。その稼働は12月19日だった。
引き続き2基目も計画どおり2025年3月までの稼働を開始する計画で作業を進めており、2基の増設による高級鋼の生産能力は足元比20%増加する見通しだ。さらに、2027年3月までに高級鋼用のVAR2基とチタン用VAR2基の知多第2工場への追加を予定している。
※写真=稼働を開始した真空アーク溶解炉(提供:大同特殊鋼)
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