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2024.12.25

WING

航空局、ENEOSと北海道でSAFサプライチェーン実証

 国土交通省航空局は、SAFの流通を促進させる取り組みの一環として、北海道で将来のSAFサプライチェーン構築に向けた実証事業を開始した。この実証事業はENEOSが事業主体となって、苫小牧ふ頭から新千歳空港および旭川空港へ輸送する。
 この実証事業は、ENEOSの提案を受けて開始した取組みで、北海道で周辺自治体や企業などと連携しながら空港への輸送および給油を行うことで、地方空港への輸送・給油および課題の抽出を図る。
 航空分野では、航空燃料をSAFに置き換えることで、化石由来のジェット燃料と比較して約60~80%のCO2削減効果があるとされ、脱炭素化に欠かせない切り札となっている。

 

※図=実証事業のイメージ(提供:航空局)