★京都市主要ホテルの24年11月客室稼働率は87.4％

　コロナ禍前水準も、6年ぶりに10月下回る

　京都市観光協会がまとめた京都市内主要ホテル107施設の昨年11月の客室稼働率は87.4％となった。前年同月からは1.9ポイント増、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月比では1.0％減となり、ほぼコロナ禍前と同水準となった。ただ、10月の88.8％からは1.4ポイント減となり、2018年以来6年ぶりに10月を下回る結果となった。10月が欧米、中国を中心に訪日客が増加していたことや、紅葉の色づきが例年から遅れ、宿泊需要が12月にずれ込んだことが要因と見られる。