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2025.01.07

WING

イプシロンS第2段モータ爆発調査、3事象軸にFTA展開

 燃焼圧力異常事象など詳細に分析へ、2月に再報告

 

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月25日、去る11月26日に種子島宇宙センターの竹崎地上燃焼試験場で実施した「イプシロンS」ロケットの第2段モータが再地上燃焼試験中に爆発したことの原因調査状況を明らかにした。
 また、「イプシロンS」ロケット開発を完了するためには「第2段モータの地上燃焼試験による検証は必須」との見解を示した。今後、原因調査結果を反映した地燃用モータの製作、試験設備の復旧、そして3度目の地上燃焼試験の実施と、その結果を踏まえたフライト用モータの製作が必要になるとのことで、今年度中の打上げは「技術的に不可能であることをJAXAとして正式に確認した」とした。

 

※画像=爆発に至るまでの第2段モータの変化画像(提供:JAXA)

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