ウイングトラベル
ANA、宿泊地で乗務24時間以内は禁酒
全日空(ANA)は1月18日、ANAウィングス運航乗務員の飲酒で国土交通省から厳重注意を受けたことについて、同省に対策を報告した。当面の間、運航乗務員および客室乗務員は、宿泊地における乗務開始前24時間以内の飲酒を禁止する方針を明かした。
運航乗務員に関する対策では、自己管理を促進するための措置として、乗務12時間前以降の飲酒制限に加え、飲酒量に関する社内規則での明文化することのほか、日常使用可能な呼気検査器の全運航乗務員への貸与、さらにはアルコール教育プログラムの見直し、アルコールカウンセリング窓口のグループ社への展開などを図る。
また、空港構内で車両を運転するグループ社員についても、車両乗車前のアルコール検査器による検査の実施を行う方針だ。