ウイングトラベル
★観光庁秡川長官「息の長い正しい政策実行を」
次期基本計画策定、旅客税のあり方含め議論
観光庁の秡川直也長官は1月15日に行った定例記者会見で、2024年の訪日外国人旅行者数、外国人旅行消費額ともに過去最高を達成したことについて「長年取り組んできた取り組みがかみ合った結果であると受け止めている」と総括した。その上で、今後の観光政策について「民間企業などと連携しながら、息の長い正しい取り組みを推進していくことが重要である」と強調した。政府は2030年に訪日外客数6000万人、外国人旅行消費額15兆円の目標を掲げているが、目標実現のために向けた2030年度までの観光立国推進基本計画の策定に向けた検討を今後本格化させていく中で、観光政策を実行していく上での中核的な財源となる国際観光旅客税のあり方についても「計画策定とともに議論していくことになるだろう」という考えを示した。
訪日外客数・消費額過去最高、各種政策効果が表面化
2025年、まずは4000万人超えを照準に