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2018.04.11

WING

海自「しもきた」、米ワスプと共同訓練実施

陸自のCH-47搭載、海兵隊MH-60と発着艦訓練

 海上自衛隊の輸送艦「しもきた」は、去る4月9日に九州西方海域で米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」ほか艦艇数隻と共同訓練を実施した。ワスプとの日米共同訓練は、今年1月に佐世保へ配備されて以降初となった。
 同訓練は、戦術技量の向上と米海軍との連携強化を図ることが目的で、ワスプ搭載のF-35Bとは、訓練を行っていないとのこと。実際に航空機による訓練では、米海兵隊のMH-60と、陸上自衛隊西部方面航空隊のCH-47が、しもきたで発着艦訓練などを実施した。しもきたとワスプが実施した訓練は、洋上での戦術訓練で、通常ほかの艦艇と実施する戦術運動や通信などの訓練を行った。
 また海幕では、今後機会を捉えてワスプとも訓練を実施して、米海軍との連携を図りたい考えを示した。

 

※写真1=写真中央が強襲揚陸艦「ワスプ」で、下側が「しもきた」。一番上の艦艇はドック型輸送揚陸艦「グリーン・ベイ」(提供:海上自衛隊)