ウイングトラベル
★サービス連合、6.0%以上の賃上げ要求
25年春闘方針決定、年間一時金4.0カ月目指す
サービス・ツーリズム産業労働連合会(サービス連合)は1月17日に中央委員会を開催し、2025年春季生活闘争(春闘)の活動方針を決定した。賃上げについては2.0%の賃金カーブ維持分とベースアップ(ベア)に相当する「実質的な賃金改善分」4.0%を加えた6.0%以上を求めていく。また、年間一時金については4.0カ月相当分の獲得を目指し取り組むこととした。また、同時要求として、総実労働時間の短縮や育児や介護の両立を可能とする要求に加え、カスタマーハラスメント対策を講じることや「勤務間インターバル制度」の導入なども求めていく。
同連合が中期目標として掲げる「35歳年収550万円」の実現に加え、加盟するサービス・ツーリズム・航空貨物関連産業の地位向上や激化する人財獲得競争の中で「選ばれる産業」の実現に向けて活動を進めていきたい考えだ。
※写真=記者会見で2025年春闘の活動方針について説明するサービス連合の櫻田あすか会長