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鹿児島県三島村火災で陸自ヘリが消火活動
UH-60やCH-47など派遣、UH-1は映像伝送実施
防衛省・自衛隊は1月20日、鹿児島県三島村(硫黄島)で発生した山林火災へ災害派遣を行い、CH-47JAによる空中消火活動や、UH-1による映像伝送などを行ったことを発表した。
この火災は19日昼ごろに発生し、地元消防団などが消火活動を行ったものの鎮火せず、22時30分に陸上自衛隊第8師団長が鹿児島県知事からの派遣要請を受理したため、20日午前7時30分から消火活動を開始した。
消火活動では、陸自第8飛行隊のUH-60JA多用途ヘリ3機と西部方面航空隊のCH-47JA輸送ヘリ1機が空中消火活動を実施。海上で取水して発火点へ散水した。また西部方面航空隊のUH-1多用途ヘリ3機を派遣して火災現場の映像伝送を行った。
そのほか県庁には地上部隊として、第8航空隊から2人、第12普通科連隊から3人の連絡員を派遣した。