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ANAHD25年度輸送計画、国際線便数は前年比108%
欧州3路線など通年化寄与、国内線は101%計画
ANAホールディングスが1月21日に発表した2025年度のANAグループ航空輸送事業計画によれば、同社グループの国際線(ANA、ピーチ・アビエーション、AirJapan)運航便数は、対前年比108%を計画していることが明らかになった。一方、国内線(ANA、ピーチ・アビエーション)も101%の運航便数を計画しているとのことで、国際線・国内線ともに2024年度を上回る運航規模となる。
このうちANAの国際線は、昨年12月3日に新規就航したばかりの羽田-ミラノ線に続き、今月1月31日には羽田-ストックホルム線を、2月12日に羽田-イスタンブール線を開設する計画にあるなど、2025年度にはこれら欧州3路線が通年運航となる。さらに成田-パース線も通年運航となるほか、2024年度中に羽田-パリ、羽田-ミュンヘン線をそれぞれ週7往復便に増便、羽田-ウィーン線の運航再開などもあって、2024年度中に展開したネットワーク便数戦略が奏功し、対前年度を上回る運航規模となる。