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2025.01.29

WING

24年度第3四半期は中・露機へ521回緊急発進

 7割近く占める中国機、ロシア機との編隊など増加

 統合幕僚監部は2024年度第3四半期まで(2024年4月1日~12月31日)の緊急発進実施状況について、前年度同期よりも34回少ない521回だったと発表した。緊急発進回数が高い水準で推移するようになった2013年度以降、同期間に毎年約500~900回で推移しており、引き続き高い水準にある。521回のうち、推定も含め中国機に対して行ったのは約66%を占め、ロシア機には約33%、その他が約1%で、相変わらず中国機による日本領空への接近事案が多数を占める。