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国交省、航空輸送分野の安全情報中間報告を発表
18年度上半期は航空事故6件、重大インシ2件
国土交通省航空局は1月22日に、2018(平成30)年度上半期に発生した航空輸送分野の安全情報を公表した。これによると、18年度上半期の日本の航空運送事業者における航空事故、重大インシデントおよび安全上のトラブルは487件(航空事故6件、重大インシデント2件、安全上のトラブル479件)だった。
航空・重大インシデントの内訳としては、航空事故では機体の損傷が2件、機体の急な動揺等による負傷が3件、墜落が1件で、重大インシデントではエンジン不具合が1件、着陸時の他航空機侵入が1件だった。
また安全上のトラブルでの内訳は、機材不具合が152件、ヒューマンファクターは166件で、回避操作が120件、エンジンの異物吸入による損傷が9件、部品脱落が12件、危険物誤輸送等が15件、その他が5件となっている。