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2025.02.04

WING

ユーグレナ、バングラデシュでSAF原料供給網構築調査

 廃食油回収事業や油糧作物栽培など検討・調査

 ユーグレナが、バングラデシュにおけるSAF(持続可能な航空燃料)原料サプライチェーン構築を進めるべく、調査を開始する。現地における廃食油回収や油糧作物の栽培可能性など、調査を進めていく方針だ。
 日本国内では、2030年に本邦エアラインの燃料使用量の10%をSAFに置き換えることを目標に据えており、現在、国産SAF製造プロジェクトが複数進行中だ。そのなかで廃食油(UCO)を原料としたSAFの生産プロジェクトが進められている。
 ただ、バイオ燃料の原料として注目を集めている使用済み廃食油自体が、世界的な需要拡大により供給量不足気味になってきているほか、価格も高騰してきており、廃食油やそれに代替する原料の安定確保、原料確保のためのサプライチェーン構築が重要課題となっている。