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2025.02.04

WING

ANA、ボーイングからの25年度受領を4機に大幅減

サプライチェーン問題等影響、7機が26年度にズレ込み

 ANAホールディングスは2月3日、2025年度にボーイングから受領することを計画していた機材について、当初11機の受領を計画していたところ、このうち7機の受領が2026年度にズレ込むとの見通しを示した。
 同日、決算会見に臨んだANAホールディングスの中堀公博取締役常務執行役員グループCFOは「787は7機を受領予定だったが、計画上は3機とする。737-8(737MAX)は計画上2機受領予定だったが1機とした」ことを明かし、事業計画を策定する上で、保守的な受領計画としたことを明かした。
 ちなみに777-9型機(777X)についてボーイングは、すでに初号機の納入時期を2026年に後ろ倒しすることを表明済みで、ANAの777X受領も当初2025年度に2機を受け取る計画だったがゼロとしている。