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★KLM、間接業務の事務職250名削減
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コスト構造改革推進、組合に通知
KLMオランダ航空は1月29日(現地時間)、事務職スタッフ250名を削減することを発表した。
同航空は昨年10月、構造改革を推進するべく、新本社社屋の建設を凍結するなど、抜本的なコスト構造改革を推進するための複数の施策を打ち出した。それ以降、約4億5000万ユーロ規模の改善に向けた施策の具体化を進め、事務職スタッフ250名を削減することを決めた。この発表に先立って労働組合には事前に通知したという。
KLMオランダ航空のマルジャン・リンテル社長兼最高経営責任者(CEO)は「以前、KLMは新本社の建設とエンジニアリング&メンテナンス部門の2つの建物に対する投資を延期することを発表した。さらに生産性を少なくとも5%向上し、収益性を向上するための対策が会社全体で講じられている」ことに言及。「投資は再検討・延期されており、業務に直接貢献しない事業の売却または廃止の検討も進めている」ことを明かした。
※写真=間接業務の事務職スタッフを250名削減する(提供:KLM)