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2025.02.05

ウイングトラベル

★JAL12月、好調なインバウンドで国際線2割増

 国内旅客6.9%増、8割に迫る利用率に

 

 日本航空(JAL)は12月の輸送実績について、国際線旅客数が前年同月比20.9%増の66万4111人で、利用率が82.8%になったと発表した。好調なインバウンドによって前年を大幅に上回り、今年度単月として初めて2割超の増加となった。利用率も引き続き8割を上回り、比較的高い水準で推移した。国内線ではグループ合計の旅客数が6.9%増の304万8988人で、利用率が78.1%となった。国内線も引き続き旅客が増加傾向で、利用率も8割弱と比較的高い水準になった。
 国際線旅客は今年度単月では最高の66万人になり、需要を示すRPKでは18.7%増の35億8159万5千人キロ、供給を示すASKが8.3%増の43億2701万4千座席キロで、供給以上に需要が伸びて比較的高い利用率となった。方面別では、すべての方面で旅客が前年を上回り、特にオセアニア線、韓国線、中国線では大幅な増加となった。利用率もほとんどの方面で前年同月を上回った。

 

※写真=JALは国際線・国内線とも旅客数が好調に伸びた