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東村山市、廃食油再資源化で東村山市と協定
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市内3カ所に廃食油回収拠点開設
東京都東村山市、日揮ホールディングス、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYは、SAF(持続可能な航空燃料)などの原料となる使用済み食用油の資源化促進を図るため、「持続可能な社会の構築に向けた廃食用油の資源化促進に係る連携及び協力に関する協定書」を2月10日に締結した。
東村山市はこれまで、市民生活で出る廃食用油を可燃ごみとして焼却処理していたが、昨年8月23日に、SAFで航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクト「Fry to Fly Project」に多摩地域の市として初めて参加。さらに10月20日に開催した同市主催のエコライフフェアでは、同プロジェクトの一環として廃食用油の回収を行い、140リットルの廃食用油を集めた。そうしたなか東村山市としては、脱炭素社会の実現に向けてのさらなるごみの減量や資源化、CO2削減が課題となっていることから、同協定を締結した。
※写真=市内3カ所に設置する廃食油回収ボックス(提供:日揮HD)