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日本空港ビル、第3四半期決算で大幅増収増益
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国内・国際線とも旅客伸び物品販売が好調
日本空港ビルデングが発表した第3四半期連結決算(2024年4月1日~12月31日)は、売上高が前年同期比26.7%増の2015億5300万円で、営業利益が37.3%増の320億3000万円、経常利益が41.7%増の308億100万円、純利益が32.8%増の187億5700万円と、大幅な増収増益になったことを発表した。羽田空港では10月以降も旅客数が堅調に推移し、国内線では前年より約5%上回り、コロナ禍前の2019年比で3%減になったが、国際線では前年より2割近く、19年比で3割近く上回った。
日本空港ビルでは、国内線旅客の回復とともに、旺盛な訪日需要に伴う国際線旅客の増加によって、売上げを大幅に伸ばした。施設管理運営業では、家賃収入や施設利用料収入が増加し、物品販売業では国際・国内とも売店売上げが増加した。さらに飲食業もコロナ禍で休業・時短営業していた羽田の店舗が営業を正常化させたことで、飲食店舗売上が増加した。