WING
JAL19年度計画、成田-モスクワをデイリー運航増便
A350-900を9月から羽田-福岡線に投入
日本航空(JAL)が1月23日に発表した2019年度の路線便数計画によると、国際線では既報のように成田-シアトル線を3月31日からデイリーで新規開設することに加えて、新たに成田-モスクワ線を現行の週4往復便からデイリー運航へと増便することを決めた。さらに、今年9月からA350-900型機を羽田-福岡線に投入することを決定し、順次、投入路線を拡大していくことなども決定した。なお、JALは19年度輸送計画とは別に、2020年度夏期スケジュールまでに、成田-バンガロール線を新規に開設することも決定した。
JALによると、成田-モスクワ線の増便について、2017年のビザ発給要件の緩和以降、日本・ロシア間の需要が確実に増加中とのこと。こうした需要を捉えるべく、増便することを決めたという。
全日空(ANA)がA380を投入するなど、航空会社間の競争が激しくなっているホノルル線においては、「Style yourself~JAL HAWAII~」という新たなコンセプトしらで、サービスの拡充を図る。具体的に、JAL SKY SUITE仕様の777-300ERを投入して、ファーストクラスサービスを提供する。
また、JAL SKY SUITE仕様機材の投入路線も拡充する。新たに成田-バンクーバー、サンディエゴ線、関西-ロサンゼルス線にも投入する。これにより、北米・欧州・豪州の長距離路線は、全路線がフルフラットビジネスクラスシートを装着した機材で運航することになった。
国内線、羽田-新千歳/那覇の増便など
羽田-新千歳は高需要期に深夜便増便も
※写真=JALは9月からA350-900型機を羽田-福岡線を乾きに投入することを決定(提供:エアバス)