★JR東日本、訪日外国人向けアプリ版Suicaを開始

　クレジット決済で即時発行とチャージが可能に

　東日本旅客鉄道（JR東日本）は3月6日午前10時頃より、訪日外国人向けアプリ「Welcome Suica Mobile」のサービスを開始する。これにより、駅で窓口や券売機に立ち寄ることなくSuicaの発行やチャージが可能となり、入国後アプリ操作のみですぐに交通機関が利用できるほか、買い物での利用が可能になる。
　アプリでの表示言語は英語で、対象端末はiPhoneとApple Watch（バージョンによっては利用不可の場合あり）となっている。また現行のカードタイプ「Welcome Suica」では、券売機での現金チャージが必要で、有効期間が利用開始日から28日間だったのに対し、アプリ版ではApple Payに登録したクレジットカードでのチャージが可能で、有効期間も発行日から180日間となる。
　今後は秋をめどに外国人向けのきっぷ予約サービス「JR-EAST Train Reservation」と連携し、「新幹線eチケットサービス」や「在来線特急のチケットレスサービス」の利用が可能になるほか、2026年春には普通列車グリーン券の購入も可能としていく計画だ。

※画像＝訪日外国人向けに利用を開始する「Welcome Suica Mobile」イメージ
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