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2025.02.21

ウイングトラベル

★W杯と五輪控え、訪米旅行システム改革を提言

 USトラベル、保安強化と入国効率化の報告書

 USトラベルアソシエーションは、シームレス・セキュア・トラベル委員会による新たな報告書を発表し、2026年のFIFAワールドカップや2028年のオリンピック・パラリンピック競技大会、2025年のライダーカップ、建国250周年を控えた米国の航空旅行システムの抜本的な改革の必要性を訴えた。
 同報告書によると、2025年には年間50日がサンクスギビング並みの混雑日となり、2028年にはその日数が100日に倍増すると予測。現行の航空旅行システムでは、この旅客増に対応できないとしている。さらに注目すべき点として、将来的なTSA(運輸保安局)の保安検査では、靴やベルトを着用したまま、また液体物も手荷物に入れたまま通過できるようになる見通しを示した。

 

※写真=米国入国の保安強化と効率化の抜本的な改革を提言