ウイングトラベル
★「飛鳥Ⅲ」7月20日にデビュー決定
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郵船クルーズ、2隻体制でクルーズ需要掘り起こし
郵船クルーズは34年ぶりとなる新たなクルーズ客船「飛鳥Ⅲ」のデビュー日を7月20日に決定したと発表した。同社によるクルーズ客船の新造は1991年の初代「飛鳥」以来34年ぶりとなる。飛鳥Ⅲ就航後は現在就航中の「飛鳥Ⅱ」とあわせて2隻体制でクルーズを実施。それぞれの客船で独自性を出すことで1人旅や現役世代の掘り起こしやクルーズ船内での新たな体験を提案していき、クルーズ市場のさらなる活性化を狙う。
1人用客室やバトラーサービスを初展開
函館・小樽クルーズ皮切りに17本の航海設定
7月にデビューする飛鳥Ⅲは総トン数が5万2200トン。客室数は285室、乗客数は最大で744人となり、日本の船会社が運航するクルーズ船では最大規模となる。
客船のコンセプトは「幸を編む至極の船旅」とした。これまで飛鳥クルーズで培ってきた心地よいおもてなしはそのままに、多彩な選択肢を揃え、あらゆる世代やニーズ、スタイルに対応可能なサービスを提供することが特徴となっている。
客室はすべてプライベートバルコニー付きで「ペントハウス」「スイート」「バルコニー」の3クラスの客室を用意した。
※写真=デビューに向けてドイツの造船所で進水した「飛鳥Ⅲ」(郵船クルーズ提供)