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2025.02.21

WING

対馬通過のロシア情報収集艦、沖縄通過し太平洋へ

 統合幕僚監部は2月20日、以前に対馬海峡を通過して東シナ海へ向かったロシア海軍ヴィシニャ級情報収集艦(艦番号535)が沖縄本島付近の接続水域を航行し、太平洋へ向かったことを発表した。
 統幕の発表によると、19日午前11時ごろに沖縄県鳥島北沖約50キロの海域を南西に進む同ロシア艦艇を確認した。その後、鳥島北から沖縄本島南東の接続水域内を含む海域を航行し、20日には沖縄本島南東の接続水域を出て、太平洋へ向かったという。同艦艇はさる2月16・17日には対馬海峡を通過していた。
 今回ロシア艦艇に対して警戒監視・情報収集を行ったのは、海上自衛隊第5護衛隊(佐世保)の護衛艦「あきづき」と第46掃海隊(沖縄)の掃海艇「ししじま」だった。

 

※写真=ヴィシニャ級情報収集艦(提供:統合幕僚監部)