統幕、中国Y-9情報収集機・哨戒機が太平洋へ

　統合幕僚監部は2月24日、午前から午後にかけて中国軍のY-9情報収集機とY-9哨戒機が沖縄本島と宮古島の間を往復飛行したことを発表した。どちらも同様の飛行ルートを往復したが、哨戒機は太平洋上で旋回飛行を行った。
　Y-9情報収集機は当日午前から午後にかけて、日本周辺の空域を飛行した。東シナ海方面から飛来して沖縄本島と宮古島との間を通過して太平洋上を沖縄本島沖まで飛行した後に反転して、再び沖縄本島と宮古島との間を通過して、東シナ海に至ったことを確認した。
　Y-9哨戒機は、やはり同日午前から午後にかけて飛行した。東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島との間を通過して太平洋上に出ると旋回飛行を行った後に反転し、再び沖縄本島と宮古島との間を通過して東シナ海へ至った。
　この中国機2機に対して、航空自衛隊では南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させて対応した。