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★シンガポールへの国際旅客数が過去最高を更新へ

WTTC、2025年東南アジア諸国を上回る成長予測
世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は、シンガポールの2025年の国際旅客数が過去最高を記録し、タイやフィリピンなど他の東南アジア主要観光地の成長率を上回る見通しであることを明らかにした。
最新の調査によると、2025年の国際旅客数は約1600万人に達し、パンデミック前の2019年比で9.6%増となる見込みだ。とくにインドからの旅客が大きく伸び、2019年の約111万人から2025年には過去最高の125万人に増加すると予測した。また、中国の海外旅行需要は世界的に緩やかな回復にとどまっているものの、シンガポールへの中国人旅客数は約280万人という記録的な数字に達し、2026年にはさらなる成長が見込まれている。
東南アジア地域では、タイも今年5%の成長で過去最高を更新する見通しで、フィリピンは2019年の最高記録に迫る勢いを見せている。マレーシアについては、2019年比で約10%増、2016年の過去最高記録を約7%上回ると予測されている。
※写真=WTTCはシンガポールの国際観光成長率を過去最高と予測