★JNTO、中国の旅行会社28社招請し商談会

　万博来場見据え、家族旅行切り口に地方誘客促進

　日本政府観光局（JNTO）は大阪・関西万博を契機とした中国人旅行者の地方誘客促進を図るため、中国の旅行会社28社を招請し、関西・瀬戸内地域で視察と商談会を実施した。今回は中国で家族旅行に対する関心が高まっていることから、さまざまな年齢層が楽しめるコンテンツを紹介したほか、大阪・関西万博に関するセミナーも実施した。
　今回の視察・商談会は2月13日～18日にかけて行ったもの。訪日商品造成・送客実績のある中国大陸各地の旅行会社28社が参加した。
　視察では淡路島の「ニジゲンノモリ」や香川県小豆島のヤマロク醤油・製麺所。兵庫県の笹山城下町ホテルNIPPONIAなどを視察したのち、大阪市内で万博セミナーと商談会を実施した。
　視察では製麺所でのそうめんづくりや食品サンプル製作などの体験コンテンツが好評で、参加した旅行会社からは「子どもから大人まで楽しめ、大人数でも体験できるので、団体旅行に組み入れたい」といった声が寄せられた。

※写真＝中国の旅行会社を招請し関西・瀬戸内方面の視察と商談会を実施（写真は小豆島のオリーブ公園視察の模様、JNTO提供）