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中部空港、CO2を「食べる」自販機が登場
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中部国際空港に、地球温暖化の原因の一つとされるCO2を「食べる」自動販売機が登場した。
この自販機はアサヒ飲料が開発したもの。同社の協力会社工場の製品製造時に発生する副産物由来のCO2吸収材を自販機に搭載し、大気中のCO2を吸収することができる。
その吸収量は1台あたり年間最大60kgを見込むとしており、これは樹齢56~60年のスギの木ならば約20本分、ヒトの呼吸から排出される1日分のCO2量に相当するとのことだ。
なお、この自販機の設置場所は第1ターミナル国際線出発制限エリア内。現状では1台のみ設置している。
※写真=CO2を食べる自販機が中部空港に登場(提供:中部国際空港)
※写真=自販機に搭載しているCO2吸収材の中身(提供:中部国際空港)