ウイングトラベル
★「ザ・リョカンコレクション」20周年迎える

地域と旅館文化の発展、訪日高付加価値化に貢献
「ザ・リョカンコレクション」を運営するアールプロジェクトはこのほど、東京・虎ノ門のオークラ東京で、創業20周年レセプションを開催した。レセプションには約120名のツーリズム業界関係者が集まり、我が国で初めての日本旅館国際コンソーシアム「ザ・リョカンコレクション」の20年の歩みを祝った。
同社の福永浩貴代表取締役は、「この20年は日本のインバウンド政策が始動し、花開いた意義ある期間だった。震災や感染症など様々な困難に見舞われたが、歴史を超え、多様な地域文化の中心的役割を担ってきた日本旅館の魅力、そして素晴らしい食とサービスを、目の肥えた世界の旅行者が正当に評価した結果が、この20周年を迎えられた最大の要因」と語った。
同社は年間訪日外国人旅行者数が613万人だった2004年8月に「ラグジュアリーリョカンコレクション」として誕生。ヨーロッパの小規模ホテルコンソーシアムのモデルを日本に導入し、日本旅館と地域文化の維持発展を理念に掲げて活動を開始した。
発足時の2004年には「ザ・リョカンコレクション」の年間予約人数は200名だったが、20年後の2024年には年間5万人を超え、海外ロイヤリティプログラム会員は10万人に達した。
※写真=スタッフと共に登壇し、「ザ・リョカンコレクション」への想いを語るアールプロジェクト福永浩貴代表取締役