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風力発電機解体、希土類永久磁石の国内資源循環に成功

風力発電関連事業を行うアチハと解体工事・産業廃棄物処理・金属リサイクル事業を展開しているイボキンは、兵庫県内の風力発電機解体工事において、ダイレクトドライブ式発電機の希土類レアアース)永久磁石を取り出し、国内で100%資源循環することに成功した。
ダイレクトドライブ方式の風力発電機には通常、発電機部分に希土類永久磁石が使用されている。この希土類永久磁石はネオジム、ジスプロシウム、テルビウムなどといった希少鉱物が使用されているものの、それらの国内自給率は、ほぼないことが実情だ。