三井住友、マッコーリー・ロータクラフト買収

　三井住友ファイナンス＆リースは3月10日、LCIインベストメンツと共同出資しているヘリコプターリース会社のSMFLLCIヘリコプターズ（SMFLH）が、豪州金融大手のマッコーリーグループの資産運用会社であるマッコーリー・アセット・マネジメント傘下で英国に拠点を置くマッコーリー・ロータークラフト（MRL）を買収することを発表した。
　MRLは2013年に設立されたヘリコプターリース会社。保有機材は120機にのぼり、それらの機材はオフショア人員輸送、救急救命、捜索救難、警察など、さまざまな公共三つションで活躍中だ。その保有機材はH145、AW139、AW169などの中型機が中心となっている。
　今回の買収でSMFLHとLCI合算での保有・管理・発注機材数の合計は約310機にのぼり、LCIがすべての機材を管理・運営するという。