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大西宇宙飛行士、ISS到着、長期滞在開始

第73次長期滞在でISSコマンダーに
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉宇宙飛行士が3月16日(日本時間)、国際宇宙ステーション(ISS)において、第72次/第73次長期滞在クルーとして長期滞在を開始した。
大西宇宙飛行士は、スペースXが開発した「クルードラゴン」有人宇宙船に搭乗。米国フロリダ州ケネディ宇宙センター39A射点から、3月15日08時03分(日本時間、米国東部現地時間19時03分)に打ち上げられた。
大西宇宙飛行士が搭乗した「クルードラゴン」には、米航空宇宙局(NASA)のアン・マクレイン宇宙飛行士(Crew-10コマンダー)、ニコル・エアーズ宇宙飛行士(Crew-10パイロット)、ロスコスモスのキリル・ペスコフ宇宙飛行士(ミッション・スペシャリスト)も搭乗した。
大西宇宙飛行士は第72次長期滞在ではフライトエンジニアを務め、第73次長期滞在においてはISSコマンダーとして、全クルーをリードする。ちなみに、日本人のISSコマンダーは若田光一宇宙飛行士、星出彰彦宇宙飛行士に続き、大西宇宙飛行士が3人目。
※この記事の概要
・スターライナー不具合で取り残された宇宙飛行士
クルードラゴンでまもなく帰還