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2019.01.29

ウイングトラベル

JALグループ4〜12月、国際線旅客数7.8%増

利用率78.1%に上昇、12月旅客数は4.4%増

 日本航空(JAL)グループの2018年度第3四半期(4〜12月)までの累計実績によると、国際線旅客数は前年同期比7.8%増の687万2951人と増加した。供給量を示すASKは6.2%増の412億1169万座席キロと増えた上に、需要を示すRPKは7.4%増の336億9937万1000人キロと、供給以上に需要が伸びた。これにより、利用率は81.8%となった。
 また、第3四半期累計期間の国内線旅客数は2.0%増の2643万7937人と増加した。ASKは1.0%増の271億8427万5000座席キロ、RPKは1.6%増の198億1700万3000人キロとなり、利用率は72.9%となった。
 2018年12月単月実績をみると、国際線旅客数は前年同月比4.4%増の74万6189人だった。ASKは4.4%増の46億4969万7000座席キロ、RPKは6.1%増の36億3168万6000人キロと需要は旺盛で、利用率は1.3ポイント増の78.1%に上昇した。
 国際線の方面別旅客数は、オセアニア、韓国線以外は前年実績を上回った。とくに年末のホリデーシーズン需要を取り込んだハワイ・グアム線の旅客数は前年同月比21.2%も伸びたほか、米大陸線も13.4%増加。そのほか欧州線は1.5%増、東南アジア線は1.7%増、中国線は1.9%増と、いずれも1%強伸びた。一方、オセアニア線は4.1%減、韓国線は10.6%減だった。