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スカイマーク、737-8購入で輸出入銀と融資契約

スカイマークは3月25日、米国輸出入銀行との間で、同航空が導入を決定済みの737-8型機の購入契約に基づく航空機前払金に対する融資契約を締結したことを発表した。米国輸出入銀行が、航空機向け融資実績のない航空会社への航空機前払金特化型融資を実施したのは、これが初めて。
米国輸出入銀行からの融資により、スカイマークは資金効率が向上し、将来の航空機追加発注や各種投資に資金を振り向けられるとし、「当社の成長戦略において、重要な契約」であることを強調した。
スカイマークの737MAX導入計画によれば、2025年度第4四半期(26年1-3月)以降、まずはリースで機体の受領を開始する。スカイマークはリース会社との間で6機分のリース契約を交わしているほか、ボーイングからの直接購入で737-8型機を3機(確定2機、オプション1機)、さらに737-10型機を3機(確定2機、オプション1機)で導入する。
現在、ボーイングから直接購入する機体の受領時期ついては737-8型機が2026年度、737-10型機は2026~2027年度となっている。
※画像=スカイマークの次世代機737MAX。737-8型機の購入で米輸出入銀と融資契約を締結した(提供:スカイマーク)